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湯川住み方研究所の住み方訪問インタビュー

 

ないものを作りたい。<br /><br />
そんなとき出会ったのがTさんさんでした。

たくさん絵が飾られていて
ギャラリーみたいなお部屋ですね。

Tさん :
自分自身も絵を描きますし、アーティストの友人や好きな作家さんの
作品を集めているんです。
湯川 :
わー!素敵!いい感じ!
キレイに住んでくれてて、めちゃうれしいです。

どうしてSPIRALに出会ったのですか?

Tさん :
不動産屋さんにいろいろみせてもらったんですが、どれも普通の間取りでなんかぴんとこなくて、自分でネットで探しているときにそういえば変な物件ってないのかな?って
そしたら湯川さんのサイトにヒットして(笑)。
湯川 :
僕自身、松山にこういう変な物件に興味を持ってくれる人って
いったい何人いるんだろうって少し不安に思ってたし、
そんな変な物件に興味がある人と出会う事ができるのかが課題だったんです。
ホームページもできたばっかりだったし。うれしいな。
Tさん :
不動産屋さんに勧められても、結局、作ってる人じゃないから。
直接作った人の顔を見て決めたいと思いました。建築家の友人もいますし。
湯川 :
僕らの思っていることと同じです。
直接作り手が案内できれば、誰よりも詳しく良いところ悪いところお話ができるし、
想いも伝えることができるし。
お問い合わせは何件かいただいたのですが、実際にお部屋を案内してほしい、
と連絡をくれたのはTさんが第一号だったんですよ。
Tさん :
実家から出て将来の準備をするため一人暮らしをしたかったんです。
夢に向かってステップアップするための空間にしたかったので、
作り手の想いが込められているような楽しそうな空間に住みたいと考えていました。
ないものを作りたい。

周りの反応はどうでしたか?

Tさん :
友だちや家族を呼んで内覧会をしたんですよ。
湯川 :
どうでしたか?
Tさん :
意見が分かれましたねー。
すごくいい!ってはまる人もいれば、
特に年配の人、親戚や家族はほんとに大丈夫なのって?
湯川 :
実際に不動産会社さんが入居希望者を案内しても、やっぱり感想は両極端だったそうです。
半分以上の人は全くダメで、逆に今回入居していただいた人は絶対ここに住みたい!
友だち呼んで、楽しくできる!って言っていただいたみたい。
部屋を選ぶとき、80%前後気に入れば入居を決めるのですが、
SPIRALは最初に見た感想が0%か200%、両極端なんですよね。
でも200%の人は本当に気に入ってもらえてます。
Tさん :
美術が好きで遊び心のある人は「わー!」っていうけど
そうでない人は「ころげおちるんじゃないの?」とか、
「平屋がいいのに、なんでわざわざ4Fなの?」って言われました。
湯川 :
それは設計段階から言われてて、、、
僕も最初はあれこれ考えたけど、じゃあ「落ちそう」と「楽しそう」とどっちなの?
お風呂が「テラスに面してて外から見えそう」と「明るくて開放感バツグン」のどっち?
ってことなんですよ。笑
そこからすべてがスタートしましたから。
今回のプロジェクトは『他の部屋では味わえない楽しさ』それがすべてなんです。
Tさん :
落ちたことはないですよ。
ある意味慎重になってるのかも。笑
ないものを作りたい。

SPIRALに住んで3ヶ月半ですが、点数をつけると何点ですか?

Tさん :
うーん。むずかしいですけど、すごく楽しんで住んでいるので90点ですかね。
湯川 :
おお!高得点!笑
Tさん :
SPIRALの照明はスポットだから作品を照らせるのがいいですね。
友だちには電気代高い?蛍光灯になぜしないの?って言われるけど。笑
階段とか作品を飾るスペースが多くて便利です。
あと、トイレがどちらからも近いっていうのはいいですよね。
それにお風呂からの眺めはいいです。
湯川 :
お風呂が明るいから、半身浴しながら読書なんていいかも。
Tさん :
楽しいですよね。作り上げる感じが。

この家を住みこなすのは大変ですか?

Tさん :
かなり大変です。笑
なに買って、なに飾ろうって考えるのは。
普通のソファーの方が寝れるしいいかな、ってところを悩みますね。
でもそこが楽しいです。
湯川 :
あえて作りこまなくて余白をいっぱい残した方がいい、
というのが企画段階であったんですよ。
住む人のセンスで物や色を入れてほしい。
だから部屋はもっと色が薄い方がいいな、って。
例えるなら真っ白なキャンバスのように。
床だけは無垢材の肌触りが好きで、木の床にしましたが。
Tさん :
てごわかったですねー。笑
おしゃれすぎてもいやだし、住みやすくしたいなと思っています。

残りの10点は?

Tさん :
1つだけ言わせていただくと本当に疲れ果てるときがある。ってこと?
例えば、友だちが遊びにきて飲み物がなくなったときとか誰が1Fまで取りに行くか、、、
もめます。笑
全員 :
笑 笑 笑
ないものを作りたい。

将来住みたい家のイメージはありますか?

湯川 :
将来はマチナカじゃなくて郊外に住みたいんですよね。
Tさん :
アートで人と人がつながる場所を作っていきたいな。
自然の中でこどもも大人もアートに触れて、楽しんで、笑顔になれるような場所。
アートスクールをしたり、ワークショップをしたり、作家さんの作品を売ったりする。
そんな空間を作って住んでみたいですね。
湯川 :
ステキですね!
例えばアーティストアパートとか、楽しそう!
部屋の中にはなにもない箱だけで。
1階はアトリエやギャラリーやショップで、2階に住むとか?
Tさん :
よごしていいよ、っていうのはありがたいと思う。
床に絵の具が飛び散ってもそのスペースが汚れてもいいし。
ブルーシートをしいてる人はよく見かけますから。
湯川 :
足場板の床とかにしてよごしても全然OKなアパート。
面白いじゃないですか!
もしアーティスト向けの物件を僕が作るときはそういった方のこだわりをTさんはよく知ってるから、ぜひアドバイスしてくださいね。

スパイラルという真っ白なキャンバスに描かれた、理想の暮らし。
ご自身の絵や集めている作品たちに囲まれた空間は
Tさんそのもののように、心地のいい居場所でした。
まさに作り手の想い、住み手の想いがつながって出来上がった
ひとつの作品のように感じました。Tさん、ありがとうございました。

  • 掲載日:2013/12/1
  • 取材・文/ドリームネットワークアクティビティ 川井知子
湯川住み方研究所代表
湯川 一富
2005年に不動産賃貸業を松山で開始。
『快適で楽しい賃貸住宅を創造する!!』
を目標に高入居率・高収益を達成。
自らゼロから企画し、今まで松山に無かったものを創りたい
という思いから、2011年より『新築収益物件プロジェクト』をスタート。
2013年3月に第一弾物件「SPIRAL」完成。