story

2013年5月、縁あって初めて柳井町商店街を訪れました。
そこは松山市中心市街地である
大街道・銀天街の近くに位置しているにもかかわらず、
買い物客は少なく閉まっている店が多く、
いわゆるシャッター商店街でした。

第一印象「お客さんの数より、クルクルの方が多いなぁ…」

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シャッター商店街・・・ 衰退していくまち・・・
一方でなんとなく感じる商店街の可能性
このままでいいのだろうか・・・

そんな時ふと見上げると、そこには青くて広い空があった

思わず一言「空が私のアーケード」

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ここにはアーケードはないけれど、
もっとステキな青い空がある!
街並みもこれまで積み重ねてきた味わい深い歴史がある!
まちの魅力って何気ない身近なところに
たくさん埋もれているのでは?
と気づいた瞬間でした。

歴史を感じる街並みの雰囲気と、
そこに住む人たちの人情に触れ、
次第に柳井町に惹かれていきました。
本業でもある不動産・建築デザインの力、
リノベーションの手法を使って
エリア価値を高めることはできないか?

まず手掛けたのは、
これからお店を始めたい人への受皿づくり。
テナントスペースが無いと何も始まりません。
そこで地主さんに閉鎖した店舗を貸してもらえないか交渉したり、自社物件の一角にテナントスペースを作ることに。
また、これは!と思う松山市郊外で営業しているお店へ何軒も突撃訪問し、
移転する予定はありませんか?2号店を出しませんか?と自ら誘致活動を始めました。

何はともあれ「お店づくりは、まちづくり」

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お店も増えて、お客さんも沢山来て欲しいと思う一方で、
この街に住む人も増えなくては、
やっぱりどこか寂しい街になってしまう。
この街の魅力は住む人達の活気と人情味と程よい距離感。
商業施設や観光地にはならなくていい。
ベースはあくまで暮らすための街。
そこで本業でもあるお部屋をリノベーションしたり、
新築アパートを建築し、お洒落な住居を作っていきました。

住居コンセプトが閃いた!「家ではなく、まちに住む」

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まちの魅力を積極的に発信し、
まちをもっと多くの人に知ってもらいたい。
そこで地元の学生グループと一緒にイベントをやったり、
地域雑誌を作ったり。
また商店街の若手有志とともに
コンセプトにこだわった夏祭りイベントを開催し、
一晩で5000人〜6000人が来場するビックイベントに!

「学生とお客さんとお店の力を借りて、
まちをもっともっと知ってもらおう大作戦」

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懐かしい匂いの街に、新しい風が吹いて
今日もシンボルの風車”クルクル”が元気にまわっています。

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